イリュージョン・ハイパーリアリズム・シンメトリー ・・・
変革する探究心 長岡宏展

平成14年(2002)4月13日(土)−5月26日(日) −終了しました−

  

 

静岡大学で35年にわたり教鞭をとり、静岡県の美術界に多大な貢献をした長岡宏(1935 〜)の画業40年の軌跡をたどる。

山形大学文理学部理学科(現・医学部)に入学しながらも、画業への思いを捨て切れず、東京芸術大学に入学。アンフォルメルの潮流が席巻する60年代、林武の教室で学んだ長岡宏は、仏国へ留学、米国へ視察の後、ハイパーリアリズムの技法をいち早く習得。

80年代初頭には、自然を錯視的に捉えたシンメトリーの絵画を完成し、その不動の地位を築いた。

県内外の所蔵家各位のご協力を得、大作の油彩・アクリル画約40点を一堂に展観する。長岡芸術の全貌を通じて戦後の日本美術の激しい時代の移り変わりをご堪能できることと信じております。

 

 

 

 

開催概要


主催:財団法人平野美術館・中日新聞東海本社

後援:浜松市教育委員会、静岡大学教育学部、(財)静岡市文化振興財団、静岡県美術家連盟、静岡市美術家協会

開館時間:午前10時〜午後5時(入館は4時30分まで)
休館日:月曜日(4/29は開館)、5/3〜5/6
観覧料:大人700円、高大生400円、小中学生300円
交通案内:JR浜松駅北口より、バスK番、内野台行「元浜町」バス停前

 

■関連事業


講演会「長岡芸術の魅力をめぐって」

講師/金原宏行氏(美術評論家、常葉学園大学教授)
日時/4月13日(土)午後1時30分〜

 


出品作品


作品名
制作年
出品
所蔵先
風景(東京芸大図書館) 1959    
裸婦 1960 東京芸術大学・安宅賞  
作品(群像) 1961 東京芸術大学卒業制作  
女が横に 1963 東京芸術大学専攻科修了制作  
民話−T 1963 第2回個展  
作品−A 1963 第31回独立展  
家族−V 1965 第33回独立展  
三面鏡−T 1966 第7回現代日本美術展  
三面鏡−U 1966 第4回静岡県美術家展・県知事賞 静岡大学
地図−U 1966 第3回個展  
Tableau No.3 1966 第3回個展  
fine art−T 1967 第3回個展  
1− Euvre 1969 Exposition des Artistes Etrangers ‐PARIS‐  
2− Euvre 1969 Exposition des Artistes Etrangers ‐PARIS‐  
illusion−C 1972 第9回個展  
PYRAMID 1973 第3回静岡県教職員芸術祭  
作品(窓)−T 1973 第6回個展  
BOOK−B 1975 ‘75京都アンデパンダン展  
MITSUI BUILDING 1975 第1回東京展  
Past‐Present‐Future(A) 1975 第5回個展  
過去・現在・未来(C) 1976 第12回現代日本美術展  
過去・現在・未来(1) 1977 第14回静岡県美連展・会員賞  
1978 第18回静岡県芸術祭美術展  
雑草(写真・鏡)−A 1980 第2回現代美術展・常葉美術館賞 常葉美術館
雑草(写真・鏡)−B 1980 第13回日本国際美術展・佳作賞 静岡市
雑草 1981 第3回明日への具象展 浜松市美術館
雑草 ’81−A 1981 第15回現代日本美術展  
雑木林−B 1982 第1回富嶽文化賞展  
雑木林−A 1982 第14回日本国際美術展  
河原 1982 第4回明日への具象展・静岡県美連展・第20回記念連盟賞 静岡県教育委員会
作品(光) 1982 第4回現代美術展  
雑木林−C 1983 第5回明日への具象展 静岡市立城山中学校
原生林−A 1983 第16回現代日本美術展 平野美術館
水面−A 1987 第18回現代日本美術展・第10回現代美術展・中日新聞社賞  
水面−B 1987 第9回中日展  
逆光(2002年加筆) 1991    
作品(光)ー’95 1995 第38回静岡県芸術祭美術展  
FUJI 2002    

 

 

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