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院展の軌跡
※終了しました

      

平成28年8月20日(土)―9月25日(日)


 

日本美術院は、東京美術学校(現・東京芸術大学)を辞職した岡倉天心が中心となり、明治31(1898)年に結成された美術団体です。
この中には、後に近代日本画の巨匠と称され、第一回文化勲章を受章した横山大観や、その盟友とされる菱田春草などが在籍してお
り、彼らは伝統的な日本画を維持しながらも、その革新を目指し意欲的に活動しました。その後、日本美術院は、経営不振により一時
衰退する時期もありましたが、岡倉天心没後の大正3(1914)年に横山大観や橋本雅邦らが中心となり再興されました。現在では、日本
美術院が春と秋に開催している公募展をそれぞれ「春の院展」「再興院展」と称し多くの人々に親しまれています。
 本展では、日本美術院の設立に深く関わった横山大観や菱田春草の作品をはじめ、その後の院展の発展に大きく寄与した奥村土牛、
さらに現在の院展の重鎮ともされている松尾敏男などの作品をご紹介いたします。
 是非この機会に、100年以上もの歴史を持ち、多くの俊英を輩出してきた日本美術院の歴史を振りかえると共に、近代日本画の魅力を
ご堪能いただければ幸いです。

                         

■開催概要

会期
平成28(2016)8月20日(土)〜9月25日(日)
開館時間
午前10時〜午後5時(入館は4時30分まで)
休館日

月曜日(月曜日が祝日の場合には開館、翌日休館)

観覧料

一般500円/中高生300円/小学生200円      

※土日に限り小中学生は無料 
※20名以上の団体客様2割引
※キッズアートプロジェクトしずおか ミュージアムパスポート利用可
※障害者手帳をお持ちの方、および介助者1名まで100円引(その他割引併用不可)


★ 割引券は
こちら

交通

バス利用→JR東海道線・浜松駅より

      JR浜松駅北口を出て、
      遠州鉄道バス乗り場(12番乗り場)から

      [内野台行]乗車 [元浜町]下車 バス停目の前 (乗車時間は約8分)  

◎車利用→浜松駅よりタクシーで5分  

     東名浜松IC、または浜松西ICから約30分 二俣街道沿い

詳しい交通案内はこちら

主催
公益財団法人平野美術館
後援
浜松市
特別協賛

株式会社丸八アセットマネージメント      

お問い合わせ

公益財団法人平野美術館 
〒430-0942 静岡県浜松市中区元浜町166番地 

TEL.053-474-0811

●主な展示作品● 

             
 ・横山大観「怒濤」明治32年頃    
 ・堅山南風「蔬果図(三)」昭和24年    
 ・奥村土牛「古九谷壺」昭和29年           
 ・伊藤髟耳「富士」平成11年
 ・梅原幸雄「花明り」昭和27年                 
 ・松尾敏男「花王」昭和後期