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開館30周年記念
近代美人画
描かれた女性たちに託された秘密~

※終了致しました

平成30年7月7日(土)―9月2日(日)


美人画の魅力は、描かれた女性の色香だけではありません。女性が纏う着物やアクセサリー、背景の事物、各時代の世相、風俗がその女性を彩ります。さらに、その仕草・表情などから内面の美しさが表出されます。
本展は、明治から平成に至る作品を取り上げます。まず、浮世絵の伝統を継承した鏑木清方・富岡永洗・梶田半古らの挿絵の世界をご紹介いたします。続いて、竹久夢二の作品を中心に、耽美的で憂愁を含んだ作品群で大正デモクラシーの時代を感じて頂きます。さらに、伝統に根差した流麗な描線と深い色調に特色ある上村松園や、健康的で妖艶な伊東深水らの作品によって近代美人画が完成された時代に注目します。さらに、昭和の末から今日に至るまで、絵画の可能性は既存の枠を超え、新たなる表現を模索してきました。ここでは、倉島重友、青山亘幹、國司華子、岡田眞治らの個性溢れる作品群を取り上げます。
ぜひこの機会に、近代を代表する作家による様々な美人の姿態、描かれた人間の精神の美しさを感じて頂ければ幸甚に存じます。

■開催概要

会期
平成30(2018)7月7日(土)~9月2日(日)
開館時間
午前10時~午後5時(入館は4時30分まで)
休館日

月曜日(月曜日が祝日の場合には開館、翌日休館)

観覧料

一般800円/中高生300円/小学生200円      

※土日に限り小中学生は無料 
※20名以上の団体客様2割引
※キッズアートプロジェクトしずおか ミュージアムパスポート利用可
※障害者手帳をお持ちの方、および介助者1名まで100円引(その他割引併用不可)


★ 割引券は
こちら

交通

バス利用→JR東海道線・浜松駅より

      JR浜松駅北口を出て、
      遠州鉄道バス乗り場(12番乗り場)から

      [内野台行]乗車 [元浜町]下車 バス停目の前 (乗車時間は約8分)  

◎車利用→浜松駅よりタクシーで5分  

     東名浜松IC、または浜松西ICから約30分 二俣街道沿い

詳しい交通案内はこちら

主催
公益財団法人平野美術館、中日新聞東海本社
後援
浜松市、テレビ静岡、浜松ケーブルテレビ株式会社、K-mix、中日ショッパー(順不同・敬称略)
特別協賛

株式会社丸八アセットマネージメント      

お問い合わせ

公益財団法人平野美術館 
〒430-0942 静岡県浜松市中区元浜町166番地 

TEL.053-474-0811  

●主な展示作品● 

  ●竹久夢二『草に憩う女』大正初期(静岡市美術館蔵前期(7/7-8-5)展示作品     
  ●竹久夢二『木に寄る女』大正4年頃(静岡市美術館蔵)後期(8/7-9-2)展示作品

  ●鏑木清方 あさ露『文藝俱楽部』第9巻 第13号(明治36年)  
  ●梶田半古『天うつ浪』第1巻(明治39年)        
  ●富岡永洗『幽霊塔 奇中奇談』続(明治34年)     
  ●梶原緋佐子『立女』昭和39年   
  ●伊東深水『鏡獅子』昭和中期(掛川市二の丸美術館蔵)    
  ●志村立美『化粧』昭和50年頃
  ●上村松園『朝ぞら』昭和12年   
  ●岡田眞治『麗』平成25年   
  ●田宮話子『香久の国』平成15年     
  ●國司華子『ソレ・ゾレ』平成13年