シルバーでペンダントを作ろう　　-終了しました-

平成16年（2004年）4月3日（土）・4日（日）　　　　

受講料：3150円（税・教材費・観覧料含む）

シルバークレイを使用し、真ちゅう線をはめ込むなどしてペンダントトップ・携帯電話ストラップなどを制作しました。

作品例　

このワークショップは特別展「金・銀・銅をデザインする　大須賀喬・選　父子展」開催中に行い、講師は大須賀選先生が担当してくださいました。また、豊田町新造形館専門スタッフの方に協力していただきました。

当日、ワークショップに参加してくれた皆さんのほとんどはシルバークレイという素材を初めて手にしました。シルバークレイは粘土の様にやわらかく、形が作りやすい素材ですが空気に触れるとどんどん硬くなってしまうため、素早く制作しなければなりません。そのため事前に工作用の粘土を使って練習しました。

練習の段階から皆さんの顔は真剣そのもの。完成の形をイメージし、いくつもの形を試していく姿が見られました。

作業中は大須賀選先生やアシスタントの方が、参加者の皆さんに様々なアドバイスをしてくださいました。

皆さん熱心に耳を傾けながら自分の作品へと活かしていきます。

形が出来上がったシルバークレイは、専用の窯で焼きます。焼きあがったらしばらく冷まして、ブラシで磨きます。すると、シルバーの美しい輝きが生まれ、手作りシルバーペンダントの完成です。

ワークショップが終わる頃には、参加者の皆さん同士もすっかり打ち解け完成作品を見せ合ったり記念撮影をする場面がみられました。

今回のワークショップを通じて金工というあまりなじみのない分野に興味を参加者の皆さんが持たれたことは、作品を鑑賞する視点ばかりではなく日々の生活に使う金属製品にも新たな愛着が生まれたことと思います。