明治以降近代日本画は、東京を中心とした横山大観・菱田春草・木村武山らの日本美術院と、竹内栖鳳を領袖とした京都画壇の二大勢力が重層的に展開していきます。
大観らは明治30年代に入ると、線を描かず色面のみの絵画、いわゆる朦朧体の技法を追求し光や空気を表現する試みをはじめました。大観らがこのように新たな挑戦をしていた頃、京都ではすでに栖鳳が西洋絵画を追求し天才的といえる筆技で大気から動物の毛描きまで西洋リアリズムを確実に消化していきました。
主題的には大観らが師・岡倉天心の理念に影響を受けた創作的なモチーフを描いていったのに対して、栖鳳らは伝統的主題を追求していきます。
今回の展覧会では近代日本画史に残る横山大観と竹内栖鳳の二大巨匠の名品を中心に、東京美術学校設立に影響を与えた狩野芳崖・橋本雅邦ら、更に大観に続く今村紫紅・奥村土牛などの作品、また京都画壇に連なる岸竹堂・川端玉章・西村五雲・小野竹喬・山口華楊らの作品を展示します。
ぜひこの機会に、近代絵画の名品の数々をごゆっくりとご堪能いただければ幸いです。
会期
2008(平成20)年8月23日(土)~10月13日(月)
前期/8月23日(土)~9月21日(日)
後期/9月23日(火)~10月13日(月)
*会期中一部作品の展示替えをおこなう予定です。
開館時間
午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日
月曜日(月曜日が祝日の場合は開館、翌日休館)
(ただし 11月3日(月)と11月24日(月)は開館し、11月4日(火)と11月25日(火)は休館です)
観覧料
一般500円/中・高校生300円/小学生200円
※土日は小・中学生無料
※20名以上の団体客様2割引
交通
◎バス利用→JR東海道線・浜松駅より、JR浜松駅北口を出て、
遠州鉄道バス乗り場(12番乗り場)から
[内野台行]乗車 ←(乗車時間約8分)→ [元浜町]下車 バス停目の前
◎車利用→浜松駅よりタクシーで約5分
東名浜松IC、または浜松西ICから約30分 二俣街道沿い
詳しい交通案内はこちら
交通
◎バス利用→JR東海道線・浜松駅より、JR浜松駅北口を出て、
遠州鉄道バス乗り場(12番乗り場)から
[内野台行]乗車 ←(乗車時間約8分)→ [元浜町]下車 バス停目の前
◎車利用→浜松駅よりタクシーで約5分
東名浜松IC、または浜松西ICから約30分 二俣街道沿い
詳しい交通案内はこちら
主催
財団法人平野美術館、中日新聞東海本社
協力
奈良県立美術館
後援
静岡市、浜松市、テレビ静岡、ケーブル・ウィンディ、K-MIX、浜松中日文化センター、中日ショッパー
(順不同敬称略)
お問い合わせ
財団法人平野美術館
〒430-0942 静岡県浜松市中区元浜町166番地
TEL.053-474-0811
横山大観と竹内栖鳳の二大巨匠の名品を中心に展示します。
横山大観の作品は、前期展示・後期展示合わせ9点展示予定です。
竹内栖鳳の作品は、前期展示・後期展示合わせ16点展示予定です。
<その他主要出品作家>
狩野芳崖、橋本雅邦、西郷孤月、木村武山、冨田溪仙、今村紫紅、前田青邨、堅山南風、奥村土牛
川端玉章、岸竹堂、今尾景年、上村松園、西村五雲、小野竹喬、金島桂華、梥本一洋、梶原緋佐子、
山口華楊 他
作品総数は76点です。(会期中に一部展示替えを予定しています。)
その内、静岡県内初出品の作品が48点あります。
また、特別展示として 奈良県立美術館所蔵 の近代絵画の名品5点を展示します。
岸 竹堂「川柳に鴨図」
川端玉章「初夏山水図」明治25年
竹内栖鳳「保津川図」明治21年
狩野芳崖「渓山村居之図」
川端龍子「陽春花鳥図」
*奈良県立美術館所蔵の上記5点は、いずれも展示期間が8月23日(土)~9月21日(日)となっています。
ご注意ください。
講演会「~文化財修理の最前線~装潢師の目で見る書画の保存」
日時:9月20日(日) 午後2時~
定員:先着30名(中学生以上) *事前申込制